あけましておめでとうございます。
　旧年中はお世話になりました。昨年は地域包括ケア病床と訪問看護ステーションサテライトを立ち上げ、地域における連携を強化してまいりました。本年もより一層邁進し、地域の皆様に信頼される医療・福祉サービスを提供できるよう精進していく所存です。
　さて、コロナ陽性者数は増えているものの、世間はコロナ慣れし、行動制限も緩和され、昨年一昨年の年末に比べ、世の中に活気が戻ってきているように感じられます。コロナにより制限された3年間は、中学や高校時代のまるまるの期間にもなり、子供たちにとっては長すぎると思います。しかし、一方、医療および介護にかかわる私たちはコロナ陽性者の増加や海外の状況を鑑みて慎重な対応も必要です。その中で、緩和受け入れの必要性も感じる厳しい状況です。
　世の中様々な問題がありますが、昨年12月に米国のローレンス・リバモア国立研究所でレーザー核融合に成功したという、エネルギー問題を解決する第一歩となる喜ばしい報道がありました。この研究結果が出るまでに60年以上の歳月を要したとのことです。
　昨年、当院は創業50周年を迎えました。私たちは彼らを見習い、こつこつ努力を積み重ね、地域の医療・福祉への貢献に努めたく存じます。そして、本年は多くの問題を解決していく年にしたいと思っています。皆様にとってよりよい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。