部署紹介
介護部
当院のケアワーカーは、総勢12名で業務を行っています。
ケアワーカーは、医師、看護師の指示のもと個々の患者さん移送に合った介護・日常生活のお世話(清潔介助・食事介助・排泄介助など)を主に日々努めています。
介護がメインですが、病院勤務のため「看護助手」という役割もあり、必要時は看護師と検査等の介助、入院・退院時の準備、片付けなどがあります。
医療の現場でもあるため看護師が行っている処置など、治療について間近でみることができ、介護・医療についても自分自身の知識向上・スキルアップにもつながります。未経験や資格を持っていない方も働きながら介護福祉士の資格取得を目指すこともできます。先輩スタッフからのアドバイス等をもらえたり、相談に乗ってもらえることもあり、勉強の励みになります。
介護部の魅力を紹介します。
1.未経験でも安心!学びながら働ける職場。
2.他職種と協力しやすい!働きやすい環境!
3.子育てママにも安心!休みがとりやすい環境!
4.雰囲気を知ってもらうためまずは見学・体験ができる!
日によっては、忙しい日もありますが、業務が円滑にできるように、医師・看護師・リハビリセラピスト・管理栄養士・支援相談員・事務員などの多職種との報告・連絡・相談を基本にコミュニケーションをとりながら、患者さんに安全で安心な入院生活を過ごしてもらえるよう、日々患者さんに寄り添ったケアを目指していきたいと思っています。
詳しくは介護士採用特設ページをご覧ください。
臨床検査科
当院の検査科は現在3人少数精鋭で業務を遂行しています。仲の良さが自慢の検査科で、なんでも話せる雰囲気があり、明るい風通しの良い環境で毎日業務に励んでいます。
現在医療の分業化が進んで、臨床検査技師は医師の指示により、適切な診断と治療をするために不可欠な存在になっています。臨床検査は大きく分けて2つあります。1つは患者さんから血液・尿・便などを採取してその成分を分析する検体検査業務(血液・生化学・一般・細菌・免疫・凝固・輸血検査など)であり、もう1つは、患者さんの心臓・腹部・肺などの検査を行う生理機能検査(心電図・超音波検査・肺機能検査など)です。加えて結果から得た情報を解析する業務も行っています。
また、チーム医療の一員として、糖尿病透析予防チーム・NST(栄養サポートチーム)・ICT(感染対策チーム)などにも参加し、患者さん中心の医療に取り組んでいます。
医療の進歩とともに新しい検査も増え、質の高さが求められる中、検査科として知識・技術の向上に取り組んで、より良質な検査結果が提供できるように日々精進していきます。
リハビリテーション科
当院のリハビリテーション科は、理学療法士5名、作業療法士6名、言語聴覚士1名、助手1名で業務を行っており、主に入院患者、外来患者に対してのリハビリテーションを展開しています。
入院患者さんに対しては、入院後早期からの介入を意識して行っています。そうすることで、廃用症候群等の二次的な合併症をできる限り予防しながら、スムーズに機能回復や生活動作の再獲得をはかり、早期退院に繋がるよう活動しています。
外来患者さんに対しては、痛みや機能障害、普段の生活動作の支障等を解決し、地域での生活が安定して継続できるよう支援しています。治療のみでなく、介護予防や障害予防の観点からもアプローチしています。
また、地域での介護予防事業等に参加しており、地域に根差した活動も積極的に行っています。
スタッフ一同、患者さんやご家族との関わりを大事にし、多職種との連携を意識した取り組みを行い、日々成長できるよう協力して頑張っています。
医事課
当院の医事課は「医事課」と「診療情報管理室」があります。
正面玄関を入ってすぐのところが私たちのいる医事課です。医事課は医療事務を行う部署であり、接客業務と請求業務を行います。窓口では診察の受付、精算、各種書類の受付等を担当し、電話応対等も行っています。請求業務では診療報酬制度のもと、診療で生じた診療報酬を計算し、患者さんに窓口でお支払いいただいています。そして、窓口でお支払いいただいた以外の診療報酬を、翌月10日までに診療報酬明細書を作成し保険者へ請求しています。
診療情報管理室とは診療記録・診療情報を適切に管理するところです。カルテの記載内容や作成書類等に誤りがないかの確認を行い、誤りがあれば修正依頼をかけています。そしてデータを収集・加工・分析等活用することにより、様々なニーズに適した情報を提供する資料を作成し、医療の質向上に努めています。
来院された方を一番最初にお迎えする窓口ですので、良い雰囲気でお迎えすることができるよう丁寧な窓口対応を心がけていきます。
臨床工学技士
当院では、臨床工学技士が輸液ポンプやオペ用機器(麻酔器・電気メス)などのME機器管理や消化器内視鏡業務に携わっています。
ME機器管理では、機器の形式や製造番号を控えて点検計画と実施、修理対応、リコール対応などを行い、安全情報の収集等による報告や適宜入替を行っています。機器の点検は外装や警告音のチェックだけのものから、センサーの出力電圧値、電波強度、流量や圧力など、機種によって項目が異なります。1人で行える範囲ではありますが、点検によりアクシデントやインシデントを未然に防止できた事例もあるため、それらの記録値の経時的変化にも留意して行っています。また、メーカーとも話し合い、交換部品や点検項目、点検頻度などの検討も行っています。
内視鏡業務では、検査の準備、処置介助、スコープ等の洗浄消毒や点検、消耗品の交換などを行い、修理や医療材料の選定時にはメーカー・業者との窓口となり内視鏡機器の管理にも携わっています。検査で使用するスコープはセミクリティカル器具に分類されるため高水準消毒を行っていますが、一人一人の患者さんが安全に検査を受けられるよう確実な洗浄消毒を心掛け、使用前の消毒液の濃度チェックや交換、消毒前後の確認などを行っています。
栄養科
私たち栄養科は管理栄養士2名で業務に従事しています。当院では患者さんに喜んでいただけるよう食事は手作りを基本とし、食材は「地産地消」を心がけております。行事食にも力を入れており、お花見弁当、開院記念弁当などはお重で提供し、患者さんに特に喜ばれております。食事は医師の指示に基づいて、様々な治療食、嚥下食(飲み込みが悪くなられた方のための軟らかい食事)を提供しております。いつ起こるか分からない災害に備えて非常食の準備もしています。
業務内容としては医師の指示に基づく栄養指導の他、栄養サポート、糖尿病透析予防、褥瘡予防、感染対策、医療安全など様々なチームに参画し、食事・栄養の面でどのようなサポートができるか話し合い、他職種との連携を図っています。給食業務に関しては業者に委託しています。
皆さまの健康の一助となれるよう、食事・栄養の面からサポートしてまいりたいと思います。
支援相談室
当院の支援相談室には看護師1名、社会福祉士2名が配属されています。
患者さんが地域で安心して暮らすことができるように退院支援を行ったり、他の医療機関から当院へ転院希望の患者さんをスムーズに受け入れるための連絡調整等を行うことが主な仕事内容です。
病気を患い入院前の状況と変わってしまった患者さんやご家族は、退院後の生活に対して「この状態で今まで通りの生活ができるのかな」と不安になることがあります。そのため、入院後の早い段階で患者さんやご家族と面談し、入院前の状況を確認させていただいたり、今後予想される困りごとなどを他職種で検討し、「どうすれば安心した生活を送ることができるか」を一緒に考えて退院支援をしています。
高齢化の進む内子町において、地域の病院・施設・行政・居宅事業所等における情報伝達や共有、連絡や相談等は、とても重要になってくると思います。今後も地域の皆さまと当院の連携を図ることで、患者さんやご家族の思いに沿った支援を行えるように心がけていきます。何か困りごとがありましたら、当院の支援相談員にお声掛けください。